自走鹿野山ついでにワンイチ

自走で鹿野山登って、Japan Peaks8個目達成。そしてそのままワンイチして帰って来ました。

Japan Peaksの対象になっている峠は全部で10個ありますが、そのうち乗鞍と渋峠は既に冬季閉鎖となっていますので、登ることはできません。まあ、乗鞍は遠過ぎて、自走で登るには丸二日必要なので、元々諦めてました。渋峠は6月にBRM629さくら400初夏の渋峠で自走で登ったので、もう一回やる気になれませんでした。ということで早い段階から私のJapan Peaksのゴールは8個でした。今回の鹿野山が最後の8個目となります。

自走鹿野山のルートを考えたとき、まず鹿野山がどこにあるのかを確認しました。千葉県にあるのは知っていましたが、千葉県のどこにあるかは全くわかっていませんでした。地図で鹿野山の場所を確認して思ったのは、ワンイチのコースに近いなと。今までの峠に比べたら、鹿野山は比較的獲得標高少ないので、ワンイチのついでに登れると思いました。自走鹿野山のついでにワンイチをするというのが今回の趣旨に合っているかもしれません。

準備ですが、前回の自走筑波山に引き続き、今回も補給食として薄皮シリーズを2本持っていきます。今回はたまごとキャラメルクリームです。前回、気温0℃に近かったということもあり、パンが冷たくて食べる喜び半減でした。今回も同じぐらいかより寒いので、どうしようかと考えたときに、食べる少し前にジャケットの中に入れて温めるというのを思いつきました。が、結論から言うと全く温まりませんでした。ということで走行中の記載にはこのことには触れません。着るものですが、今回ルート上の最低気温予想は0℃、最高は10℃ちょっとです。そして朝3時に出発するので、気温0℃近い状況で走る時間が長いです。そこで上は長袖ジャージ、インサレーティッドブルベジレに加え、GORE-TEXレインジャケットをウィンドブレーカーとして上に着ます。気温5℃超えて暖かくなってきたらレインジャケットを脱ぎます。下は、ロングビブタイツに冬用のシューズカバーです。そして靴下をメリノウールソックスにして防御力を上げます。

走行計画ですが、多摩川沿いを下流方向に走り、第一京浜に出るところを起点として、時計回りにワンイチします。ワンイチのルートは前回(去年の5月かな?)のワンイチと同じです。Japan Peaks鹿野山のスタート地点である、君津バスターミナルあたりからワンイチルートを外れ、鹿野山に向かって登って、下ってそのまま金谷港に向かい、海岸近くでワンイチルートに復帰します。正午前後のフェリーの時間を調べたところ、11:15の次は13:10と2時間近く空いていました。11:15に乗るとおそらく16時ぐらいに帰ってこれそうですが、13:10だとその2時間後となり暗くなってしまうので、11:15に乗れるように出発時間を3時としました。出発から金谷港まで約160km、グロスアベ20km/hであればちょうど(ギリギリ?)間に合う計算です。予報だと金谷港まで無風または少し追い風だったので、大丈夫だろうと思いました。

前日夜10時に寝て、1時に舌下免疫療法の服薬のため一度起きます。服薬の前後2時間は激しい運動はNGだからです。二度寝して、2時にまた起きます。朝食(っていうのかな?)にカップスープと食パン1枚食べて、着替えて準備して3時少し前に家を出ました。矢野口交差点で3:01だったので、ほぼジャストでスタートできました。まずは多摩川土手沿いの道をひたすら川崎に向かって走ります。川崎まで数回信号に引っかかりましたが、かなりグロス稼げました。スタートから1時間ほど経って、予想どおりトイレに行きたくなりました。事前にルート上にトイレないか調べていたところ、なんと第一京浜に入って六郷橋を渡った先の下にトイレがあったので、そこに寄ってみました。ネットの情報どおり、見た目はかなりボロいですが、清掃やトイレットペーパーの補充などはしっかりされている感じで安心しました。とはいえ、この時間帯にドアを閉めてここに籠るのが怖くて、ドア閉めないで用を足しました。すみません。

用を足してスッキリしてリスタートします。第一京浜をひたすら東京に向かって走ります。さすがによく信号に引っかかりますがしょうがありません。都心に入るとより信号峠がキツくなります。2時間経過したころは、稼いだグロスは減って、20km/hぐらいまで落ちてました。日本橋で進行方向を東に変え、都心から遠ざかると徐々に信号峠も緩くなり、グロスが回復してきます。千葉県に入り、船橋あたりで東の空が綺麗に赤くなってきました。ちなみに、日本橋あたりからまたトイレに行きたくなってました。まさかそんなに早く2回目の尿意を催すとは思っていませんでした。止まってもなるべく時間ロスを少なくしたいので、ルート沿いにすぐ入れるトイレはないかとひたすら尿意に耐えながら走っていました。すると、スタートから75km地点の道端にこんな立派なトイレがありました。最高です。

スッキリしてからリスタート。ひたすら木更津、君津方面に向かって南下します。微妙にアップダウンの多い区間ですが、グロス稼ぐために頑張ります。そして、8:40ごろJapan Peaks鹿野山のスタート地点、君津バスターミナルに到着しました。

トイレはあるときに行っとけということで念の為トイレを済ませ、ここでレインジャケットを脱いでリスタートしました。しばらくのどかな平坦路を走ってから、鹿野山の登りに入ります。鹿野山は思っていたよりは距離あったなという感じでした。トムズサイクリングの動画で見たことある風景がいくつかあり楽しかったです。9:40ごろ頂上に到着。天気よくて眺めが良いです。

すぐにリスタートして下ります。ここまでほぼ無風だったのですが、下り切ったぐらいから風が吹き始めました。しかも向かい風。金谷港まで、現金下ろすために一瞬コンビニ寄りましたが、ノンストップで向かいました。途中、10:05で金谷港まで14kmの表示を見て、なんだ早く着きそうだな、出航前になんか食べたりできるかなとかちょっと余裕かましてました。しかし向かい風がまあまあ強く、スピードに乗れず徐々に時間がなくなっていって、焦りました。結局金谷港のフェリー乗り場についたのは10:55で、乗船まで10分もない状況でした。しかし間に合ってよかった。チケットを買って乗り場のおじさんに半券渡し、まもなく乗船なのでそのまま自転車横で待機します。

まもなく乗船が始まり、スロープを押して登って乗船しました。自転車だと真っ先に乗船できるので、客室に一番乗りできます。とりあえず一番前の席から船窓から見える富士山を撮影。

そして右舷側真ん中あたりの席を確保して、売店でホットコーヒーを購入。朝3時に出発して以来、ようやく休憩らしい休憩です。船室は暖かくポカポカしてうたた寝しました。

12時ちょうどに久里浜港に到着。時間節約のため、フェリー乗り場の食堂で昼メシ食います。思った通り、食堂は空いてました。空いているというか、自分の他は1人しかいませんでした。後から2,3組入ってきましたが、それでも空いてると言える状況でした。この食堂は今回で2回目です。前回は横須賀海軍カレーを食べました。今回少し迷いましたが、結果横須賀海軍カツカレーにしました。思ったよりカツが美味しくてよかった。

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12時半ごろリスタート。あと70kmちょっとなので、順調にいけば16時に帰れます。しかし昼前から強くなった西風で、時に向かい風になりなかなかスピード上がりません。Windyで風の状況見ると、風が強いのは横須賀から南で、横浜あたりからは弱くなり、かつ進行方向的に追い風になる感じです。横須賀抜けるまでの辛抱だと思い、風に耐えながら走ります。横浜に入って八景島の近くぐらいから風は弱くなり、時折り追い風になりました。一方で、ここら辺から信号スタートの漕ぎ出しの時とかトルクかけるときに、腰、左臀部と真ん中の尾骶骨の間ぐらいの場所に、ピキピキっと若干の痛みが走るようになりました。漕ぎ出し時マイルドに加速するようにしたら、それ以上悪化することはなかったので良かったですが、今までに経験したことない症状だったので、今後注意しないといけないかも。横浜にはいってからは順調で、時間ロスするような交通渋滞もありませんでした。そして14:50ごろにワンイチスタート地点を通過、後は多摩川沿いを走って帰るのみです。帰りはグロアベ重視で土手沿いの道路ではなく、土手のサイクリングロードを25km/h巡行で走り、15:50に矢野口到着、無事自走鹿野山ついでにワンイチ完走しました。

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