柳沢峠→上日川峠→笹子峠→大垂水峠

GW後半で最も天気が良さげな日。距離200kmオーバー、獲得標高3000m台後半を狙って昨年引いたルートを走る絶好の日。

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ネットで10時間、グロスで12時間ぐらいかかるだろうと想定して、朝5時に出発して夕方5時に帰宅を目標にした。

朝4時に起きて、余裕持って準備し、5時少し前に出発。出発時の気温は10℃。最高気温は25℃の予報。出発時体感的に数字ほど寒さを覚えなかったので、上は半袖ジャージ+日除けアームカバーの上にジレ、下は短パンビブ、グローブは指ありにして指切りをジャージのポケットに入れておく。出発してまず多摩サイへ。ちょうど日が出たところ。

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若干寒いけど、まもなく日が当たってあったかくなってくるだろう。多摩サイ北上し、玉川兄弟でちょっとトイレついでに撮影。先客のおじさんの自転車カラーがいい。

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公道に出て、吉野街道に入って奥多摩方面へ。吉野街道順調に走って、古里あたりで橋渡って青梅街道に入り、奥多摩湖へ向かう。奥多摩駅あたりから奥多摩湖までは少し上る。ダムを過ぎれば奥多摩湖。天気がいいのでバイクが多い。ただ、ほとんどのバイクは奥多摩周遊道路への分岐のところから奥多摩周遊道路に向かっていったので、分岐を過ぎたらバイクは激減した。ホント天気がよくて気持ちいい。

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奥多摩湖の釜飯屋的なところでトイレ休憩+補給。奥多摩湖から丹波山まで少し上って、少し下る。丹波山あたりで何か食べるか補給を補充するかしたかったけど、コンビニがまるでない。丹波山を過ぎると完全に山の中という感じ。補給食はソイジョイが1本だけあることはあるけど心許ない。山の中のアップダウンを走りながら徐々に柳沢峠に近づいていく。風景的にも勾配的にもどこからが柳沢峠なのかわからない。気がついたら峠っぽい上りを上っている感じ。しかしさすが超級山岳の柳沢峠、長い。あとどれぐらいあるのかわからないまま上っているうちに、ハンガーノックの不安が徐々に出てきた。ガーミンで標高表示させて、標高的にもうすぐ頂上かなと思ったあたりで、なんとわらび餅屋に遭遇。

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なぜこんな山の中、しかもかなり上のほうにぽつんとあるのかは特にきにせず、とにかく入ってわらび餅を注文。白糖、黒糖、よもぎの3種類あり、かなり迷った末白糖を選択。あとから考えたら、ミックスできませんか?と聞けばよかった。750円という価格もあって、いいボリューム。

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かなりおいしかったし、そこそこ補給になった。わらび餅屋から峠の頂上まではまだ3kmほどあった。峠からは富士山も拝めた。

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柳沢峠の下り(上ってきたのと反対側)は、所々高架になっていて、かなりダイナミックな感じ。その高架を含むワインディングが若干見える写真。富士山をメインに撮ったが富士山がふすっぺらい感じ。

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8kmほど下ってから、次の上日川峠に向かって登坂開始。いきなり15%オーバーの激坂。序盤がいちばんきつかった。中盤もそこそこキツい。しかしさっきの柳沢峠と違って、交通量が少ないので快適。そしていいのか悪いのか、峠まであと何kmの表示が200m置き?ぐらいにある。終盤は若干勾配がゆるくなり、標高1600m越えたあたりが頂上。

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ここは登山の起点になっているようで、登山客がいっぱいいた。正確にいうと峠の頂上はここではなくもう少し先だった。ここで短いトイレ休憩すると、上日川峠の序盤で追い抜いた人がちょうど上ってきた。ちょっと話したら、練馬からきていて、この後自分と同じで笹子峠を上るとのこと。そしてその後は雛鶴越えて相模原の方に抜けるとのこと。自分は今日はそおこまでできそうにない。この休憩所を後にして本当の頂上をパスして少しいったことろに少しだけ視界が開けているところがあって、そこにまたさっきの練馬の人がいたので、お互い写真を撮ってもらった。

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その後15kmぐらい下って、国道20号線に出て右折。しばらくいくとセブンイレブンがあった。さっきの練馬の人いわく、柳沢峠→上日川峠→笹子峠のルート上、補給ポイントはここしかないとのこと。ちょうど12時過ぎていたので、昼ごはん休憩。おにぎりにしようと思ったら、全然おにぎりが残ってなくて、その代わりにいっぱい残っていた牛カルビライスバーガーにしてみた。

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うまいけど、かなり食いづらい。補給を終えて国道20号に戻り、さらに西に下ると笹子峠の看板があってそこを左折。するとすぐ中央道を潜るところがあって、さっそく笹子峠のスタート地点っぽい。笹子峠は距離7.5kmほどあるけど、先に今日上った2つの峠に比べれば勾配はかなり緩やか。緩やかで距離が長いよりも、勾配キツくて距離短いほうが精神的に楽かもしれない。笹子峠国道20号が通っているので生活道路として利用する人がいないっぽく、車はほとんど通らなかった。なので非常に静か。その一方で少し荒れ気味で、道路上に落石がチラホラ。雰囲気としてはかなり趣があっていい。笹子峠頂上に峠の看板はないので、緒上少し手前の案内看板で撮影。

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頂上に看板はないが、トンネルが個性的なので撮影。後でトンネルの中通るときに気がついたけど、トンネル内に照明がまったくない。これは夜だとめちゃくちゃ怖そう。

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トンネルくぐって峠を下り、また国道20号に出る。あとはひたすら国道20号を東に進むのみ。山を下りて平地に出たこともあって、かなり暑い。これ以上暑くなると体がキツくなるので、本当に今がロングライドにはいちばんいい時期。14時ごろコンビニ寄っておやつ休憩。

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八王子の会社の先輩から連絡があって、余裕があったら家に寄らないかと。その先輩はちょっと前に中古ではあれどS-Works Tarmac SL6をゲットしたばかり。余裕があれば寄りますと返事して、また国道20号を東へと走り始める。途中少し渋滞もあって走りにくかったせいもあるが、やはりこの道はあまり好きではない。このあと大垂水峠上るんだったら、自分も雛鶴越えて相模原方面へ行った方がよかったんじゃないかとちょっと思った。そして今日最後の峠。もう足がバカになっていたのか、意外と踏めて自己ベスト2のタイムだった。そして大垂水峠越えた時点で時間的にも少し余裕があったので、先輩の家に寄らせてもらうと連絡。そして先輩宅に向かう。先輩宅に到着すると、先輩は庭にDIYで自転車練習部屋を作っているところだった。先輩はトライアスロンをやろうとしている人だけど、最近自転車熱がすごい。ターマックを拝ませてもらいながら、しばらく自転車談義。その後少しだけ先輩としゃべりながら浅川を並走。

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先輩と別れたのち、ちょっと道に迷ってから国道20号に復帰。あとは多摩サイまで行って、多摩サイに入って稲城に帰還。18時ごろ帰宅。

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