BRM511あおば400km富士五湖に出走しましたが、172km地点で無念のDNFとなりました。
今回の趣旨
3月に200km、4月に300kmのVCR横浜あおば主催ブルベをクリアして、今回400kmブルベ。昨年出走した、初めての400kmブルベ、みなかみ400は時間内に完走するもPC1箇所スルーしてしまったので認定されませんでした。よって今回はコースは違いますが、そのリベンジとなります。そして無事認定となれば、次はいよいよ600kmブルベにチャレンジする予定です。
準備
前日に補給食買い込みました。最近スーパーに売っているミニようかんは、走りながらの補給に最適かもしれません。昼間はかなり気温上がって暑さにやられるかもなので、塩タブレットをいくつか持っていきます。
クリートが限界近かったので、交換しました。
当日
4時半に起きてまず朝食を食べました。これはなるべく早く食べて、家を出る前に排便したいためです。食後に自転車準備やら何やら。しかしギリギリまで待つもなかなかもよおしません。結果的にほんの少しだけ排出というかなりスッキリしない感じになり、かついくらスタート地点が家から近いとはいえ、ブリーフィング開始時間に間に合うかどうかの時間に家を出ました。ウェアは、出発時13℃、日中23℃ぐらいまで上がりそうなので、上はおたふくの日焼け止め長袖着きメッシュインナーに半袖ジャージ、下は短パンビブ。雨の心配は全くないけれど、夜中の富士五湖は8℃ぐらいまで冷え込む予報なので、冬用長袖インナー、ゴアテックスジャケット、ニーウォーマー、インナーグローブを、バーバッグに詰め込みました。フレームバッグつけると、横出しのボトルケージに替えてもボトル出し入れしづらいので、今回フレームバッグなしにしてみました。こちらはスタート直前の写真。車検いちばんに受けて、早めにスタート。
吉野街道に入るまでは、他の人と一緒になったりならなかったり。吉野街道からはほぼ一人。古里から青梅街道に入り、アップ成分多めのアップダウンとなります。奥多摩駅過ぎてからダムまでは登り基調。ダム手前あたりで後ろから話し声きこえてきて、後ろ見たら速そうな二人が追いついてきていました。PC1で一緒になりご挨拶。トイレ済ませてから撮影。この時8:10。
リスタートしてからしばらく続く平坦区間で、先ほどの二人組と、前を走っていたゆるキャンジャージの方を抜きましたが、丹波山への登り区間に入るとすぐに抜き返されました。丹波山通過してしばらく走ると、柳沢峠への長い登りが始まります。序盤はトンネルが多くて面白くありません。トンネル区間が終わるとようやく峠の登りらしくなります。渓流沿いを走る区間が多く、天気もいいのでとても気持ち良いです。頂上から2,3kmぐらい手前のはまやらわに11時ちょうど頃ピットイン。混んでいたらわらび餅出てくるのに時間かかるのでやめようと思っていましたが、幸いこの時他のお客さんはいませんでした。少し迷って、期間限定のゆずを注文。このロケーションもあって非常に美味しかったです。
食べている間に3人ぐらい通過していきました。入店から15分ぐらいでリスタート。そして11:35にPC2である頂上に到着しました。トイレに行っておこうかなと思いましたが、売店の裏の少し登ったところにあって、そこまで行くのが億劫になりパスすることにしました。リスタートして長い下りに入ります。下り始めてすぐ富士山の超キレイな姿が目に飛び込んできたので、止まって写真撮影。
ここの下りは橋が多く、高所恐怖症の私にとってはかなり恐怖を感じます。下り切ると、次の長い登り区間までは市街地を走ります。市街地に入ってからかなり暑さを感じるようになりました。そして12時回ったので、まだ暑さに胃がやられないうちに食べておこうと、コンビニに12:40ごろピットイン。幸いイートインコーナーがあったので、椅子に座って食べられました。
13時ごろリスタート。石和温泉の辺りからは、前回の長坂300と同じ道でした。甲府市内の、道路混雑で走りにくいところも前回と同じ。混雑区間抜けた後、前回と違う道、穂坂路という道に入り、長い登りがスタートします。この辺りからさらに暑くなって、広々と全く日陰がない果樹園エリア走っているときはかなり暑さにやられていました。幸い自販機は至る所にあったので、ちょっと休憩と体のクールダウンのため、PC3の前に自販機休憩。
リスタート後、10分ほどでPC3到着。写真だけ撮ってすぐリスタート。
リスタート後、しばらく登り続けてると、ハイジの村の前を通過。写真撮るために止まったので、通過ではないですね。しかし、もう完全に家庭教師のトラ◯のイメージで、隣にあのメガネのトラ◯の人が見えそう。
その後少し下りがあって、また登り。この時間帯本当に暑くてツラい。こちらで2回目の自販機休憩。1回目と同じく暑いので炭酸がたまりません。
その近くの、道の駅っぽいところでトイレと、プロテクトJ1塗り塗りしてからリスタート。プロテクトJ1の効果が持続するのは5,6時間と、チューブ本体に書いてあるのに今日気がつきました。なので本当はもっと早く塗り塗りすべきでした。その後さらに登りは続き、増富ラジウム温泉峡を抜けるとようやく山の中に入ったという感じでした。木陰で日が当たらなくなり、少し涼しくなってようやく体が楽になってきました。淡々とマイペースで登っていると、そこそこ前に抜いていった方が前方に見えてきました。徐々に近づいてきていて、明らかにペースダウンしていました。追いついて話しかけると、ハンガーノックになってしまったとのことでした。自分はしばらく補給なしでも大丈夫そうだったので、ミニようかんを2個お裾分けしました。その後、その方と話しながらゆっくり登り、16:45ごろPC4の瑞牆山荘に到着。
山荘で何か食べ物買えたら良かったのですが、残念ながら営業していませんでした。なのでその方に、残っていたカロリーメイト1本をさらにお裾分けしました。これじゃ少ないよなと思いましたが、後で思えば、反射ベストの背中ポケットに残っていた、薄皮シリーズ2個をお裾分けすればよかったですね。そのせいかどうかわかりませんが、その後イベントが発生してしまいました。リスタート後、またその方と一緒に下り始めました。自分が後ろについていて、少し下ったところに段差があって、その方がジャンプして飛び越えたので、自分も同じようにジャンプしたら、ジャンプが足りなかったのか後輪が段差の角にクリーンヒットしてしまいました。完全にリム打ちした感触でした。そして即パンク。こちらがその段差。
拡大。かなり角が立っている感じ。
止まって、道路の脇の空き地に退避しました。その方は気づかず行ってしまいました。迷惑かけたくないので、それはよかったと思いました。17時ジャストぐらいから修理開始。
いつもの如く、タイヤの外し、嵌めに苦労しましたが、15分ほどで復旧しました。ただ、ボンベとチューブのバルブを接続するエアバルブが調子悪く、2本持っていたCO2ボンベを使い切ってしまいました。そしてその直後にトドメの事件発生。なんと、まだ自転車動かしてもないのに、突然バースト(正確には、チューブが破裂)しました。この瞬間走行不能確定です。初めてDNFすることとなりました。まずは主催にDNF連絡しました。その後、どこかの駅までタクシーで行って輪行するしかないと考え、タクシー会社を検索しましたがどこがいいのかよくわかりませんでした。この後野辺山に向かうコースだったので、野辺山のタクシー会社に電話したら、遠すぎて行けないと断られました。他のタクシー会社を紹介してもらいましたが、そこも遠すぎて行けないと断られました。韮崎の方のタクシー会社の方が近いと教えてもらい、そこに電話したら、来てもらえる、35分ぐらいで到着するとのことでした。助かりました。電話する前にある程度輪行のパッキングしていたので、パッキング完成させてから、山荘まで戻りました。山荘前でタクシーを待つ間、汗の塩が浮き出ているインナーを着替えたり、荷物整理したりしました。クリートカバーつけようとしたらなかなか嵌められなくて、なぜか腹筋攣りました。
18時半ごろタクシー到着して、自転車積み込んで下山開始しました。降り始め、途中まではさっきパンクした地点含む今日のルートだったのですが、パンクした地点以降もかなり酷い路面でした。タクシーの運転手さんの話では、車もバーストしたことがあるほどだと。40分ほどで韮崎駅に到着。これで確実に帰れることになりましたが、タクシー代が13,000円もかかってしまいました。19:37発のスーパーあずさに乗車。
21時半ごろ、自宅最寄駅まで帰ってきました。輪行袋抱えて歩くには遠いので、車で迎えにきてもらって帰宅。無事帰ってこられてよかった。
翌日
昨夜帰宅時そのままにしていた輪行袋を開封してお片付け。改めてパンク箇所を確認。昨日は気づきませんでしたが、タイヤサイドカットしていました。完全に位置が一致していないのでわかりませんが、これのせいでチューブの一部に集中的に圧力かかって、チューブが破裂したのではないかと思います。チューブの穴は風船が破裂したときのような破れ方をしています。
そして、あれだけ角が立っているところでリム打ちしたので、リムのカーボンがちょっとエグれていました。
たぶん1年半ぐらい、ビットリアコルサネクストを履いてきましたが、全てがタイヤのせいではないのですが、パンクが多いのでこれを機会にタイヤを変えてみようと思います。候補はパナのアジリスト。あと、写真撮っていませんが、フロントブレーキのパッドの、片方だけが完全にすり減ってなくなっていました。昨日ブレーキングのときキーキー鳴いていたのは子のせいかもしれません。ただでさえ小遣い不足なのに、今回想定外の出費が発生したこともあって、新しいタイヤとパッドがそろうのは少し先になりそうです。そしてこの次エントリーしていたBRM608あおば600km伊那はDNSします。まだ先なのでわかりませんが、秋に400km、600kmブルベチャレンジして、SR目指したいと思います。