本番前日
チームのN先輩と、会社の後輩Sと3人で前泊。素泊まり宿でテレビもなく、夜時間がありすぎたせいもあってビール2本飲んでしまった。本番に影響しなければいいが。
本番までのトレーニング
本番一週間前まで週にSST2回（具体的にはZwiftでWatopiaのAlpu du Zwiftを上るRoad to skyコースで、ワークアウトSST（Med）をFTP200に設定、そうすると、ワークアウト完了地点がほぼAlpu du Zwiftの頂上）、SSTの前の日はレスト、それ以外は何らかの練習をすること約3ヶ月続けてきた。CTL 100近くまで積み上げて、最後疲労抜いた感じ。本番前日のCTLは84。
本番当日
スタート時間9時前後なので、朝6時ごろ起きて朝食。コンビニで買った、海苔巻いてないおにぎり2個、豆乳きなこスムージー？、ちょっと量が足りなさそうだったので、かりんとうまんじゅうをデザートに。かりんとうまんじゅうだけ余計だったのか、油で消化が悪かったのか、レース中一度だけ胃の中のものが逆流しそうになった。
8時に宿を出て、指定された駐車場に移動。駐車場で自転車下ろしてセッティングなど。今日は8-9時ぐらいかすかに雨、10時から昼頃までしっかりとした雨予報。上るまではそんなに降らなさそうなので、走るのに影響しない泥除けは付けたままにして、体に塗る用のワセリンは塗らず、レインシューズカバーは装置せず背中ポケットに入れて駐車場を出発。会場までの上り坂をアップ兼ねて上る。基本クルクル軽く回して、10分ぐらい経ってから一度だけ心拍170超えるまで負荷を上げた。会場到着し、最後のトイレ済ませて9時前ぐらい。N先輩と後輩Sとは別ウェーブだったけど、スタート時間は特に管理されてなく、皆自由にスタートしてる感じだったので、9時ちょうどぐらいに3人揃ってスタート。そして胎内交差点を曲がってからリアルスタート。
今回ブロンズ獲得目指し、これをステム上に設置したスマホに表示させてペースの参考にした。
まず序盤の急勾配区間は無理せず、軽めのギヤで回すように心がけた。5km、1合目のタイムはちょうどブロンズ目安タイムぐらい。しかし、5km手前でトラブル発生。補給しようとボトル取って、少し飲んでボトルケージに戻そうとしたときボトルを落としてしまった。拾ってるひまはないので、かろうじて後ろの人に「すみませーん！」とあやまるというか、注意を促すのが精一杯。スタート前にボトル半分くらい飲んでるとはいえ、まだ1合目前なのに補給なしで上るハメに。その後二合目、10kmのポイントでは目安タイムから数十秒遅れ。急勾配区間はセーブ気味に心がけたけど全然楽ではないペース。この後の緩斜面区間でスピード乗せていかないといけない。緩斜面区間に入ってから、できればアウターでスピード乗せていこうと思ってたけど、キツくて勾配緩くなってもインナーのままいくことが多かった。そのせいか、その後のポイントでは目安タイムからの遅れが拡大。15km、四合目では1分以上目安タイムから遅れてたと思う。ここら辺から予報どおり雨が降ってきた。しかしボトルを落とした自分にとっては恵の雨。汗で出てしまう水分が減るのと、口開けてると若干雨が入って気持ち潤わすことができた。終盤の急勾配区間ではタレないようにがんばり、緩斜面区間ではアウターに入れてがんばった。残り4kmぐらいで1時間20分台だったので、やった、余裕でブロンズいける、と思ったら意外とそこからが長く、結果1時間28分ちょいでゴール。しかしようやく念願のブロンズ獲得。これまでの努力が報われてよかった。
振り返り
終わってみれば、ゴール地点のブロンズ目安タイムとほぼぴったりなので、序盤、中盤の遅れを終盤で巻き返せたのかもしれない。標高が高いせいか、序盤セーブしてたにも関わらず、心拍高く、最初からずっと170超えたまま。
あと気になったのは、中盤から背中の左側、腰の上ぐらいに痛みを感じ始め、左側が全力で踏みにくくなった。体感の鍛えが足りないか、ヒルクライムの実走が足りないせいかもしれない。本番前3ヶ月はほとんどZwift練だった。
ブロンズ獲得したので、次はシルバーということになるけど、ブロンズ獲るまで、過去の自己ベスト1時間39分から11分縮めるのに3年かかったことを考えると、シルバーへの道のりはかなり長そう。まあその3年のうち、最初の2年は週末の週1練習レベル。1年前ぐらいからコロナでリモート勤務になったおかげで平日もけっこう練習するようになり、6ヶ月前ぐらいにスマートローラー買って、効率の良い練習ができるようになったことを考えると、3年で11分ではなく、もっと短い時間で11分縮めたと言える。少し休んだらまた地道にFTP向上に勤しもう。
