初フィッティング

8月からROUBAIXに乗り始め、サドルが合わなかったので前のCAAD8で使用していたのと同じROMIN EVO(ただし今回はS-WORKSのROMIN EVOなので、全く同じではない)にしてしばらく乗っていたけれど、100km走らないうちにお尻が痛くなる。先日の自走カスイチでは痛くなりすぎて200km以降はお尻がおバカになった(痛いけどそれが普通的な)。これはポジションが合ってないのではないかと思い、フィッティングを受けてみようと思った。以前から気になってたスペシャライズドでやっているRETUL FITは、けっこう高い(3万円ぐらいする)ので二の足を踏んでいた。しかしポジション的な問題があるならば、いきあたりばったりでパーツ変えてトライアルアンドエラーするよりも、問題の原因を判明させてそれを確実に解決するパーツに変えるほうが、長い目で見ると近道だし、余計なお金も使わなくてすむ確率が高いのは間違いない。また、最近YouTubeを拝見するようになった、同じROUBAIXに乗っているカツオさんが、RETUL FITを受けていてかなりよかったことを知り、もうこれは受けるしかないと思って2週間ほど前スペシャライズド新宿に電話して予約した。

15時からの予約。天気は良かったので、自走でも行けたけれど、国道20号を走りたくない、加えて帰りは夜、あと、フィットではそこそこの運動量になるので汗拭きタオルを持ってくるよう案内されていたので、汗かいてから夜の寒い中走りたくないと思って、輪行で行くことにした。(結果、汗はかかなかったのだけど)ロードバイク歴15年目にして初めての輪行は特に問題なかった。ただただ歩く時肩が痛いだけ。

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電車の中で縦置き。思ったより安定感ある。

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少し時間に余裕持って家を出たけど、新宿駅からショップまで歩くのに時間かかって、ショップにはちょうど15時に到着。輪行のときは極力歩く距離少ない方がいいことを身をもって体感。到着後、フィットルームで輪行解除してセッティングし、フィット開始。フィッターは渡邉さんという、以前プロとしてレースで活躍されていて、今はプロのフィッターをしている方。まずはインタビューを受けて、今日のフィットの目的を設定。次に体のチェック。坐骨幅から始まり、関節の可動域や、足裏の接地具合までチェック。そしてローラー台に設置した自転車に乗って、メインのフィッティング開始。最初にブラケットの握り方を指摘された。今まで知らなかったことなので、正直驚いた。あと、ペダリングについてはもっとヒールインしたほうがペダルに力を加えやすいとか、サドルの座り位置を前にしたり後ろにしたりして走るのはロスでしかないなど、フィッティングというかフォーム、ペダリング改善をしてもらった感じ。その後、ステム長、ステム高さ、サドル高さを調整しながらペダリングし、体につけられたセンサーから得られるペダリングデータをモニタリングして、いいところを見つける工程に。事後にまたセンサーつけてもらって撮った写真だけどこんな感じ。

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最後はシューズのソールに、足裏のつき方欠点を改善するアイテムを入れてもらってペダリング。これだけでかなりペダリングの感覚変わって、最初どうなったのかよくわからなかった。渡邉さんに言われて、クランクが上死点を通過するときに膝がクランク水平面にピッタリ合った形になっていることを実感。前に比べて、上死点の通過がかなりスムーズになった。これでフィッティングメニューはおしまい。

フィッティング代3万5千円(スタンダードとフルオプションの2種類あり、スタンダードは3万円)、加えて最終的に交換したパーツ代8千円ぐらい、足裏つき方改善アイテム5千円ぐらいで、トータル5万円ちょい。これを高いと見るか、安いと見るかは今後の取り組み方次第。

着替えて、輪行パッキングして、18月過ぎにショップを出た。帰りも無事輪行を終えて、19時半ごろ帰宅。