もてぎエンデューロ2023

4時間ソロで出場し、トレインに恵まれたものの悲願の30周達成!

 

準備

準備といってもブルベみたいに大したことはなく、自転車から余計なもの外して、ドリンクと補給食を準備するぐらい。ドリンクはボトル2本にして、1本をパラチノース、もう1本をアクティバイクのグランフォンドウォーターにした。補給食はこちら。結論から言うと、エネ餅は1本あれば十分だった。

ジャージはもちろんチームジャージなので、それに何を足すか。予報では最低5℃、最高19℃と、例年からすると今年は暖かい。そしてスタート時間が例年より40分ほど遅い9:43なので、スタート時点では10℃以上にはなっていると予想される。上はジャージの下におたふく手袋の長袖インナー、下は足すものなしとした。

当日

前夜は22時に就寝、意外とぐっすり寝て、2:40起床。4時間半ほど寝れた。3時過ぎにチームのT先輩にピックアップしてもらってもてぎへ。途中かなりの雨だったが、もてぎに着く直前で止んだ。6時にもてぎ到着。いつものように駐車場に近いピットにスペースを確保して、まず朝ご飯。スープパスタとおにぎり2個。着替え、準備などして7時半ごろから試走。路面はまだかなりのウェットで、ときおり後輪が水を跳ね上げてお尻が冷たい。2周して試走はおしまい。試走後からスタートまで1時間半以上あり、まったりモード。残念ながら試走であったまった体は完全に冷えてしまった。9時半ごろようやくスタート地点へ移動開始。この時まだちょっと寒かったので、レインジャケットを羽織っていた。しかしスタート地点に並ぶと、少し日が差してきたのもあって温かくなってきたので、ジャケットは脱いでスタート見送る人に預かってもらった。

レース

スタート後、なるべく前の方に移動してポジションを上げる。後の方にいると、リアルスタート後周りにいいトレインができず一人旅になる恐れがある。2回前?のもてぎがそうだった気がする。最初の坂を登ってリアルスタートするまでに、そこそこ前のほうに詰めた。リアルスタートかかってからは、自分の脚に合わない速いグループにがんばって着いていかないよう、様子を見ながらこの辺かなと思うトレインに入った。このトレインがそんなにキツくなく、想定より若干速いぐらいのかなりいいペースだった。2〜5ラップは1ラップ7分30秒前後という、自分にとっては素晴らしいペースだった。なぜなら目標にしている30周クリアするには、1ラップ平均8分で走らないといけないから。このペースで最後までいけたらと思ったが、そうはいかなかった。どういう意図が働き始めたのか全然わからなかったけど、6周目から徐々にペースが上がり始め、9周目に入るところでもう着いていけなくなった。8周目のラップは7分7秒だった。かなり印象に残っているのは、ペース上がり始めてから平坦が異様に速くなった。特にバックストレートでは最高48km/hまでスピードが上がり、トレインの中にいるのにめちゃくちゃ踏まされてる状況だった。これのせいで?早くも足攣りの兆候が出てきたということもあり、無理して着いていかないようにした。後半に摂取するつもりだったマグオンジェルを補給しながらしばらく(半周ぐらい)一人で走った後、ちょうどよさそうなグループが後から来たのでジョイン。ここから15周までは1ラップ8分前後で走れた。16周目に入ってから、よく覚えてないけれど、たぶんまた足攣りの兆候が出てきたというか、半攣りの状況になったので、一緒に走っていたトレインを離脱して少し休憩がてら2本目のマグオンジェルを補給した。その後またいいペースのトレインにジョインでき、2、3周はラップ8分前後で走れた。しかし20周超えてみんな疲れてきているのか、トレイン全体が徐々にペースダウンしてきた。時々その気がなくても前に出てしまうぐらいペースが落ちるので、何度か先頭に出て引くようにした。ただ自分もかなり疲れている、というか、後半ずっと両足半攣り状態でもあるので、先頭に出てもちょっとしか引くことができない。ただその効果があったのか、3時間経過してあと1時間になったぐらいに、このままいけば30周いける計算が立った。脚はずっと半攣り状態だけど、登りでも腿というか大腿筋(場所的にちょっとちがうかも)に負荷かかりすぎて全攣りにならないよう、ダンシングするときは腰を若干引いて極力自重だけでペダリングすることを心掛けた。めちゃくちゃキツいなかでのそういった細心のコントロールが功を奏したのか、4時間経過までかなり余裕を持ってゴールライン通過し、30周ほぼ確定となった。その時の、先頭にでちゃったけどもう30周確定したから後先考えずに走ると思っている写真。

最後はどうなってもいいと思ったので、積極的に前に出た。あと、長い下りを下り切った後の立体交差でチームのN先輩と遭遇したので、一緒にゴールしようと思って抜き際に「カモン!Nさん!」と言ってしまった。そう言っておきながら待つようなことはせず、最後のバックストレートでお世話になったトレインの皆さんに恩返しみたいな感じで先頭引いたりした。それでも最終コーナーのところでN先輩が追いついてきたので、最後は脚を緩めて一緒にゴール。

レース後

例年どおり、もてぎから水戸に移動して、まずはいちの湯で汗を流す。

そして整ったあと、とんQで美味いトンカツ補給。30周達成したので、200gのやまと豚ロースカツにカキフライ3個追加。このカキフライ超美味かった。

18時ごろ水戸を出て帰路へ。途中常磐道の渋滞がエラいことになっていたが、思ったよりはスムーズに帰れて20時半に帰宅した。